部下が休暇中の旅行先でリラックスしている時でも、管理職にある上司は仕事を優先する傾向が強く、年次有給休暇も消化しないまま仕事に没頭する上司が増えていることが調査の結果明らかになった。
管理職への助言やトレーニングを実施する公認団体「the Chartered Management Institute」が、部下を持つ管理職700人を対象に行った調査によると、年次有給休暇を消化しなかったというのは、2003年には5人に2人しかいなかったが、今年は3人に2人にも増加。休暇を消化しなかった理由として、「仕事をするのが好きだから」と答えたのはわずか6%に過ぎず、残りは仕事量の多さや仕事の段取りの悪さを原因に挙げていることが分かった。
同調査ではまた、休暇を返上しての勤務に企業が支出するボーナス額は総額40億ポンド(約8,800億円)にものぼることが判明。
調査元では、「認められた有給休暇をとったからといって仕事に不真面目だということにはならない」とし、仕事中毒の上司に休暇の必要性を呼びかけているという。
ちなみに今回の調査では、なかなか休暇をとらない管理職がいざ休暇をとるとなると、カリブ海やオーストラリア、カナダなど英国をなるべく離れた遠方に旅行する傾向があることも指摘され、環境問題が取り沙汰される中、「航空機を利用するのを控えたい」と考えているのは7人に1人、「他の移動手段を考える」というのはわずか100人に1人しかおらず、全体の70%は遠方への旅行をやめようとは思っていないことが明らかになった。
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