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依存性の強い違法薬物として知られるコカインの乱用者増加が英国で大きな社会問題となっている中、リスボンを拠点とするEUの麻薬中毒監視センターが行った調査によると、英国を含めたヨーロッパ内で、2005年度に少なくとも1ヵ月に1回という定期的な頻度でコカインを乱用していた人の割合が、16〜24歳の若者では全体の22.3%に及ぶことが明らかになり、若年層のコカイン乱用は、英国だけではなくヨーロッパ全体の問題となっていると指摘されたことが伝えられた。
この調査ではさらに、学校で違法薬物を勧められたことがあるとした子どもは、2003年度には全体の17%、2004年度には14%となったが、2005年度にはおよそ40%にも達したことが判明。
一方で、英国内の16〜24歳については、大麻を乱用する者の割合が2003年度の47%から2005年度には41%へとわずかながら減少したものの、昨年のヨーロッパ全体におけるコカイン乱用者数はおよそ450万人と推定され、違法薬物乱用はヨーロッパ全体で深刻な状況になっていると指摘された。
英内務省では、違法薬物問題は同省が抱える最も困難な課題のひとつであるとコメント。
さらに、ヨーロッパの違法薬物乱用防止キャンペーン団体でも、かつての違法薬物といえば大麻が中心であったが、より強い薬物であるコカインが安価で入手できるようになったこともあり、大麻よりもコカインに手を出す者が増えたと指摘。また10代のコカイン乱用者が増えるなど、乱用の低年齢化が進んでいると示唆。違法薬物乱用防止には、学校で子どもたちに違法薬物に関する正しい知識を身につけさせることが必要であると呼びかけているという。
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