サンドイッチに使われるパンに関して、健康志向の英国人の間で、漂白小麦粉を用いた白いパンよりも、全粒粉や麦芽粉、種などが入った「ブラウン」(※)パンを好む人が増え、こういったパンのサンドイッチの売れ行きが好調であることが指摘された。
スーパーマーケット・チェーン「テスコ」によると、同チェーンのサンドイッチのうち、白パンのサンドイッチは昨年、初めて売り上げ低下を見せた一方、ブラウンのパンを使ったサンドイッチの売り上げは44%も上昇。同チェーンでは、最も人気のある上位5種類のサンドイッチはいずれも白パン使用のものではなく、また白パンを使ったサンドイッチは生産量のうち1割を占めるのみで、これも今後5年間でなくなるものと予想しているという。
なお、「テスコ」で人気ナンバーワンのサンドイッチは、ブラウンのパンを使ったチーズ&オニオン・サンドで、週あたりの販売数は21万1,000個。また、白いパンを使った中では最も人気の高いレッド・チェダー&トマト・サンドは、週あたり5万1,000個にとどまっているとされる。
パンは高炭水化物と低脂肪のために、すべての種類が健康によいとされるものの、さらに繊維質やたんぱく質、ビタミンBが含まれるブラウンのパンは最も健康によいとみなされているという。
「テスコ」では、ブラウンのパンのサンドイッチ人気は、英国人の好みが変わってきたことを示すと共に、英国のサンドイッチは大きな転換期にあると指摘。
ちなみに英国では年間およそ18億個のサンドイッチが売られており、世界最大のサンドイッチ消費国となっているという。
※ここでは、白パン以外のパン全般について「ブラウン」という表記を使用。無漂白小麦使用パン、全粒粉パン、麦芽粉使用パン、種子入りパンなどを含む。
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