ロンドンのメトロポリタン・ポリスが小学校訪問などでの活躍を期待してデザインした、コミュニティ・サポート・オフィサー(準警官)のマスコット・キャラクターに対し、「金髪の白人というキャラクターの設定はロンドンの多様な人種を反映していない」との苦情が寄せられたことで、同警察ではさらに1万5,000ポンド(約330万円)の公的資金を投じ、アジア系女性警官などを含む3体のマスコット・キャラクターを新たに制作したことを英国の大衆紙「デイリー・メール」が伝えた。
「スティーヴ」と名づけられたコミュニティ・サポート・オフィサーのマスコット・キャラクター=写真=は元々、2005年にサットン区のコミュニティ・サポート・オフィサー、スティーヴン・キングさんをモデルとし、ある企業とのスポンサー契約金1,000ポンド(約22万円)を投じて制作されたもので、小学校訪問や公のイベントなどで好評を得たとされる。
しかしながら、ある警官から、このキャラクターは警官といえば白人男性という偏ったイメージしかもたらさず、女性や他人種の警官の存在が無視される恐れがあるとの指摘がなされたという。
メトロポリタン・ポリスのイアン・ブレア警視総監は、ロンドン市議会への答申書の中で、新キャラクターのデザインには様々な人種出身の警官の意見が取り入れられたと説明。
このマスコット作成計画は「Police Pals(警察の仲間)」と名称が変更され、今後はコミュニティ・サポート・オフィサーだけでなく、正式な警察官のマスコット・キャラクターも制作される予定であるという。
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