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「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」という英語のことわざがあるが、このリンゴを原料とするシードル(リンゴ酒、英語では「サイダー(cider)」と発音)には、ガンや心臓病の予防に有効とされる抗酸化物質のフェノール類が、赤ワインと同じくらい豊富に含まれており、1日1杯のシードルを飲むことで健康維持につながるという研究報告が発表されたことが伝えられた。
グラスゴー大学の研究者チームでは、シードルに含まれるフェノール類がどれだけ凝縮されているかは、原料であるリンゴの品種や浴びた日光の量、地質、保存状態などによって決まるとし、シードルに含まれるフェノール類そのものや、それが体に与える影響などをさらに詳しく知ることで、例えば、元々フェノール類を多く含む品種のリンゴを原料にするよう生産者にアドバイスするなどして、シードルの長所を最大限に引き出すことができると期待。シードルは飲んで楽しめるだけでなく、普段の食生活の中で十分な量のフェノール類を自然に摂取するのにふさわしい飲み物であると指摘したとされる。
ちなみに、英国内では近年、シードルの人気が急上昇し、酒屋やスーパーマーケットにおけるシードルの売上額は昨年初めてビター(ビール)を上回り、4億5,300万ポンド(約996億6,000万円)にも及んだという。
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