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食べ物に好き嫌いがあるのは子供時代の食習慣や環境が原因と考えられてきたが、実は家庭の食事や学校給食よりも、「遺伝子」による影響のほうが大きいという研究結果が報告されたことが伝えられた。
キングズ・カレッジ・ロンドンの研究者チームが専門誌「Twin Research and Human Genetics」に発表したところによると、味の好みに関して遺伝子が及ぼす影響を調べるため、遺伝子が似通っている3,000組以上の双子の食習慣を調査。味の好みについて、それぞれの食事内容の特徴から「野菜や果物の多い食事」、「アルコールを多く摂る食事」、「低脂肪の食事」、「肉の消費が少ない食事」、そして肉やジャガイモ、揚げ魚やパイを中心とした「伝統的な英国の食事」の5つのカテゴリーに分け、分析したという。
その結果、個人がある特定の種類の食べ物を好んだり嫌ったりする原因は遺伝子によるものが41〜48%を占め、子供の頃に親から食べるように強いられたり、学校給食のメニューに出されたりしたためであるのはわずか5%でしかなく、食中毒などの一時的な出来事も個人の味の好みに影響を与えることがあるものの、最も大きな要因はやはり遺伝子であったとされる。
同調査ではさらに、好き嫌いを判断する上で遺伝子が最も大きな影響を及ぼす食べ物はニンニクとコーヒーであることも判明。
調査元では、健康のために野菜や果物を多く摂取しようという動きが強まる中、こういった食べ物を遺伝子学的に摂取しづらい人がいることを認識すべきであると指摘。こういった人にはサプリメントによるビタミン摂取を促すべきであるとするとともに、この調査結果は、子どもの好き嫌いが激しいのは親の躾が至らないためとの不条理な非難に反論する上でも有意義とコメントしている。
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