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牛乳やマスタードといった特定の食べ物に食物不耐性をもつという英国人は1,200万人にものぼるとされるが、実際に医学的な診断を受けたのはこのうちのわずか25%で、多くの人が自己判断をしているほか、「体が受け付けない」食べ物があると訴えるうちの300万人ほどは、実は単に食べ物の好き嫌いが激しいだけであるという調査結果が発表されたことが伝えられた。
ある食物に対して体内の免疫機能が過剰反応をする食物アレルギー(food allergies)とは異なり、食物不耐性(food intolerance)は、一定の食物をうまく消化できなかった時に、消化器系を中心に現れる症状で、致命的なものではないとされる。
食物不耐性の検査会社「YorkTest」が男女1,500人を対象に行った調査によると、50人中1人が、友人やインターネットからの情報で自分にも食物不耐性があると信じていることが明らかになり、このような自己診断は、時に特定の食物グループをすべて食生活から排除してしまい、ひいては一定のビタミンやミネラルの不足に陥ることにもなりかねないと指摘されているという。
また、保険会社「ノリッジ・ユニオン」のヘルスケア部門が行った調査では、こういった「仮想」の食物不耐性は有名人による影響もあると指摘され、TV司会キャロル・ヴォルダーマンさんのようなグルテンへの不耐性があると思い込む人は19%、モデルのレイチェル・ハンターさんのようなラクトース(乳糖)への不耐性があると信じ込む人は18%にのぼったとされる。
なお、自分には食べられないものがあると信じている人がいる一方で、消化不良や偏頭痛といった「本物」の食物不耐性による症状に悩む人も少なくなく、このような症状を引き起こす食品としては牛乳、小麦、食品着色料から寿司、グレープフルーツといった様々なもので挙げられているという。
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