7月1日からイングランドで、建物内の公共スペースでの喫煙が全面禁止となるのを受け、アルコールにタバコはつきものと考える喫煙者の間で、パブで喫煙できないなら自宅をパブの代わりにしようと試みる人が増加していると見え、樽入りのビールの売り上げが7倍に急増していることが伝えられた。
オンラインで樽入りビールの販売やバー設備のレンタルなどを行っている「www.rent-a-keg.com」によると、通常、樽入りビールの1ヵ月あたりの売り上げ数は800樽とされるが、全面禁煙法施行を間近に控えた先週には1週間で1,600樽もの売り上げを記録したという。
同サイトでは、このような売り上げの急激な増加は禁煙法の施行による影響にほかならないと示唆。せっかくパブに行ってもタバコを吸いに外に出なければならないような状況なら、自宅で飲んで自由に喫煙したほうがいいと考える人が増えたためと分析している。
この一方で、ブラックプールのあるパブ経営者は、今回の禁煙法は政府がその権力を乱用し、人々にタバコを嫌うように押し付けているにすぎないとし、喫煙者の権利を守るための新政党を作り、自分の所有するパブでは利用客がタバコに火をつけても黙認するつもりであると豪語するなど、断固とした反対派の存在も伝えられている。
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