今年7月1日にイングランドで禁煙法が施行されるのうけ、施行後は5歳以下の子供の里親希望者から喫煙者を除外するという法案が浮上していることが明らかになった。
「Foster Carers And Smoking」という提案書の中に記された新しい規則は、養子縁組や里親探しのチャリティ団体「the
British Association for Adoption and Fostering」によって支持されているもので、子供の将来の健康を考慮した場合、家族と過ごす時間が多いためにそれだけ喫煙の影響を受けやすい5歳以下の子供は、タバコを吸わない里親の下に預けられるべきとし、また身体障害者などの外で遊べない子供、ぜんそくをはじめとする呼吸器系の病気をもつ子供などは年齢にかかわらず、非喫煙者家庭に預けられるべきであると主張。最終的な里親決定の判断は、各自治体の福祉サービスにゆだねられるものの、自治体でも同規則に同意することが期待されているという。
今回の提案の裏には、喫煙家庭に預けられた子供が後に間接喫煙によると見られる病気を患った場合、その子供が里親団体相手に訴訟を起こすことがないようにするためという、同団体の思惑もあると見られている。
しかしながら一方では、このような規則のために、里親になるのをためらう人が増え、ただでさえ不足している里親希望者をさらに減らすことになるとの懸念も聞かれている。ちなみに、英国内の里親は現在1万人が不足しているとされ、また喫煙者はすでに、幼い子供を養子にすることが禁止されている。
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