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「1型糖尿病」と診断される子供の数が急激な増加を見せていることで、あまりにも清潔な環境で育てられ、雑菌にさらされる機会がないため、子供の体内の免疫機能が未発達のまま、かえって細菌に侵入されやすい体になっているのが原因とする説が提示された。
糖尿病患者支援団体「the Diabetes UK」の援助で260万人を対象に20年に渡って行なわれた調査では、1型糖糖尿病を患う5歳以下の子供の数は、1985年から2004年にかけて5倍に、15歳以下の子供の患者数は同時期で2倍に増えたとされる。
調査を行なった研究者らは、1型糖尿病の罹患要因として遺伝子を挙げるには、あまりにも急速に増えすぎているとし、また汚染物質や市販品に含まれる有毒物質が原因と考えるには、これを裏付けるための確固たる証拠がないとして、最も有力な原因に「清潔すぎる生活環境」を挙げたという。
小さい頃に雑菌に接触する機会が激減し、免疫機能が十分発達せず、その結果、ウイルスや細菌に感染しやすい体になってしまったためと推察しているという。
1型糖尿病は、肥満に関係している2型糖尿病とは異なり、体内で生成されるインシュリン量が少ない、もしくはまったく生成されないために起こる糖尿病の症状で、たいていは子供の頃に発症するとされる。
英国内の糖尿病患者200万人のうち、この1型糖尿病患者はおよそ25万人、しかも就学中の子供はこのうちの2万人を占めるという。
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