|
英国内でリサイクル用に回収されている資源のおよそ25%は、一般のゴミとして埋め立て処理されていることがわかり、政府のリサイクル政策が全国規模で徹底されていないとして、環境保護団体などから批判が寄せられていることが伝えられた。
リサイクル資源は、各家庭から回収されてもきちんと分別されていないことが多く、他の資源と混ざり合うなどして汚染されてしまい、リサイクルできない状態になることがあり、このようなリサイクル資源は、結局、一般ゴミと一緒に埋め立てられてしまうとされる。
環境団体では、この状況を招いている原因として、政府が各自治体にリサイクル率の目標達成ばかりを強いて、リサイクル設備への長期的な投資や、能率向上などの根本的な政策をとっていないことを批判しているという。
ウェールズのコミュニティ・リサイクル・ネットワーク「Cylch」では、リサイクル不可能な資源が毎年大量に一般ゴミとして埋立地で処理されているという事実は、これまでも問題視されていたものの、政府の徹底したリーダーシップ不足のために、リサイクルを請け負う企業も自治体も問題解決に消極的であると指摘。
またリサイクル・キャンペーン団体「the Campaign for Real Recycling」では、徹底したリサイクル策をとっている自治体として、ウェールズ南部とサマセット州の自治体を挙げ、これらの地域では各家庭で紙やガラス、プラスチックを分別し、さらに収集時にもこれらの資源が別々にまとめられるようになっているとして、その取り組みを評価したとされる。
政府の環境・食料・農村部省では、リサイクルに関する問題は各自治体の管轄事項であるとしながらも、リサイクルの効率向上に向けての資金援助は行っているとコメントしている。
© 1999 - 2007JAPAN
JOURNALS LTD. All rights reserved
*本ホームページ中の記事を無断で複写複製(コピー、ペースト)することを厳禁します。
|