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障害者差別禁止法の適用状況を監視する政府団体「Disability Rights Commission」が、火葬場の庭に置かれた追悼ベンチの高さが、健康と安全のための「規定」よりわずか数センチ低いことから、潜在的に一般の安全が脅かされるとみなし、火葬場側にこれらのベンチの交換などを要請、批判の的となっていることが伝えられた。
同団体では2005年に制定された障害者への差別を禁止する法律にのっとり、ノッティンガムシャーのブラムコート火葬場にある40基のべンチを検査したところ、座席の高さが約37.5センチというこれらのベンチが、最低規範である高さ約45センチに満たず、適切とされる高さよりも約12.7センチ低かったことから、これらのベンチすべてを撤収し、規範に合った新しいベンチを設置するよう求めたとされる。
年配の訪問者が多いために、この「取締り」のターゲットになったとされる同火葬場では、検査員がテープメジャーを手に各ベンチの高さを測定した時の様子を振り返り、すべてを法律の規定内に納めようとする団体側の姿勢を批判しているとされる。また、ベンチの交換以外にも、今後2年以内で新たな照明設備を設置するよう指導され、これには20万ポンド(約4,400万円)が必要とされるほか、車椅子のためのスペース確保用の工事を迫らるなど、経済的負担の大きさに苦しんでいるという。
これらのベンチは、遺族が追悼として故人の名前と生没の日付などを記したプレートをつけて、故人が葬られている火葬場の庭に寄付するもので、5年前に亡くなった夫の追悼記念に400ポンド(約8万8,000円)を費やしてベンチを設置したジェイン・アレンさんをはじめとする多くの遺族からも、これらのベンチを撤収して追悼プレートを遺族に返却するのは「故人への侮辱」との批判が殺到しているとされる。
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