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子供がいないために、跡継ぎとして田舎の広大な土地・屋敷を相続してくれる血縁者を世界中で探していた英国人貴族が、ひょんなことから、新進の米ロック歌手が自分の血縁者であるのを発見。ロック歌手も喜んで相続する旨を発表したことを各メディアが伝えた(写真は「デイリー・メール」紙より)。
サマセット州ブリッジウォーターにあり、13世紀に建てられたという由緒ある邸宅「マンセル・ハウス」=写真の館=の当主ベンジャミン・スレイド准男爵(60)=写真左=は子供がいないため、2005年から自分に代わって屋敷を引き継いで管理してくれる近親者を探し始めたという。
この話を聞き、同卿の元には世界中から1万5,000人以上もの「スレイド」姓を持つ者から返事が寄せられたが、8万5,000ポンド(約1,870万円)という屋敷の年間維持費の高さもあり、同卿の「おめがね」にかなう人物は見つからなかったとされる。
ところが昨年後半、ツアー先でこのいきせつを耳にしたロックバンド「ザ・フレイ」のリード・ボーカル、アイザック・スレイドさん(24)=同右=が、同卿に連絡をとったところ、同卿の近親者である事実が判明、相続人に選ばれたとされる。
バンドのデビュー・アルバム「ハウ・トゥ・セイヴ・ア・ライフ〜こころの処方箋〜」が全米で500万枚売れたという大ヒットでも知られるアイザックさんは、アメリカに移住する前に「スレイド・アート・スクール」を開校した、ウースター地域出身のスレイド家の末裔であるという。
31日にアンナ夫人と「マンセル・ハウス」を訪れたアイザックさんは、自分が受け継ぐことになる広大な土地や邸宅にすっかり驚く一方、ベンジャミン卿は、アイザックさんがこの邸宅に移ってくれれば、これまで滞っていた屋敷の維持費も完済でき、アイザックさんも自宅の庭でバンドのコンサートが開けると、思わぬ跡継ぎの発見に興奮をかくせない様子だったという。
なお、600ヘクタールの土地に建つ「マンセル・ハウス」は「グレードU」というレベルの歴史的建造物にも指定されており、9寝室に舞踏室、図書室、バー、居間5室を備え、さらに6軒のコテージと3つの湖、430頭の牛を有するという。
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