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ロンドンからドバイ、ハンプトンからマリブに至るまで、執事への需要が急速に高まり、特に英国人執事はどこでも引っ張りだこの人気とされるが、主人に代わって家庭内を切り盛りする執事の数が慢性的に不足し、世界中の裕福な家庭では執事の確保に困難な状況を強いられていることが伝えられた。
執事の国際職業団体「the International Guild of Professional Butlers」では、現在の執事の数が2倍に増えたとしても、全員が必ず就職先をみつけられると、その需要の高さを指摘。また、英国内の執事団体「the
Guild of Professional English Butlers」でも、「何より求められているのは、苦境にあっても冷静さを失わない英国人執事」とし、その執事の数が需要を満たしていないことを示唆しているという。
男女を問わず、執事を雇用したがる傾向は過去10年間で急速に強まり、その背景にはインターネット産業で巨額の富を築いたネット長者の割合が増えたことがあると分析されている。
執事は、アメリカでは「家庭管理人」として急速に知られるようになり、年収は英国でおよそ3万ポンド(約660万円)、アメリカでは最高25万ポンド(約5,500万円)が期待でき、またこれまでの最高給与例としては、住居費・食費込みで150万ポンド(約3億3,000万円)というケースもあったという。
なお、英国内の執事は現在5,000人とし、執事不足の原因として、人々が執事という仕事をキャリアの選択肢として選ばなくなったためとみられている。
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