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英国では通りでたむろし、反社会的行為に走ることの多い若者グループを「ギャング(gang)」と呼ぶことが少なくないが、この言葉に憧れを抱くケースが多く、こうした若者の反社会的行動をエスカレートさせかねないとして、「ギャング」の代わりに「問題行動を起こしやすい若者集団(a
group of troublesome youths)」との呼称を用いるべきであると提案されたことが伝えられた。
若者の犯罪再発防止を目的とする非政府団体で、昨年には4億1,800万ポンド(約919億6,000万円)の助成金を支給されたという「the
Youth Justice Board」では、その報告書「Groups, Gangs and Weapons」の中で、こういった若者はギャングと呼ばれることに魅力を感じ、ひいては本格的な犯罪集団である本物の「ギャング」の仲間入りをしてしまうと危惧。
非行行為や犯罪にまた関与しつつあるような状況に置かれた若者には、そこから脱するための正しい道が示されるべきで、「ギャング」のラベルを貼るのは避けるべきであると指摘。様々な呼び方が可能ではあるものの、「問題行動を起こしやすい若者集団」との呼称が適切と訴えたとされる。
しかし、影の内相デイヴィッド・デイヴィス氏は、一般市民は犯罪グループがどう呼ばれるかなどに関心はなく、適切な呼称についてあれこれ議論するよりも、実際に地元で発生している暴力犯罪や反社会的行為の増加に、積極的かつ実用的な対応をしてほしいと望んでいるとして、同団体を批判している。
ちなみに、今年初めにメトロポリタン・ポリスが行った内部調査によると、警察が把握している、いわゆる「若者ギャング集団」の数はロンドンだけで169に及び、各集団の構成メンバーは平均20〜30人という。
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