|
地上からリモコンで操作できるヘリコプター式小型カメラがこの夏初めて、マージーサイド警察で試験的に導入されることになり、反社会的行為の取り締まり場面などで活躍すると期待されている様子を、英国の大衆紙「デイリー・メール」が伝えた。
ドイツから輸入されたこの小型カメラ「The Microdrone」=写真=は全長約61センチに重さ7キロ以下と小型軽量であるほか、電池式のエンジン始動から3分で宙に浮き、最高飛行速度は時速約24キロ、飛行高度約50メートル、操作範囲は半径約457メートルで、エンジン音も比較的静かであり、容疑者追跡や事故現場の状況撮影から、大規模イベントにおける群集管理など、幅広い用途に使用できるという。
この小型カメラは、カメラからの映像が確認できる特殊なゴーグルをかけた警官一人が地上から操作するか、もしくは前もって入力された飛行経路を自動で移動。高画質の映像を提供するだけでなく、飛行用回転ブレードを支える4本の腕は、犯人からの破壊行為にあっても2本が機能していれば「帰還」することが可能とされる。
英国内では現在、至るところに設置された防犯カメラが「監視社会」化を招いているとの批判が起こっているものの、マージーサイド警察では、このヘリコプター式小型カメラ導入は地元住民からの声を反映させたものと主張。このカメラは従来の防犯カメラや捜査用ヘリコプターと合わせて使用されることになり、そのコストも体温感知映像や夜間撮影カメラ、スピーカーなど、付加機能の種類によって異なるものの、1台1万〜1万5,000ポンド(約220万〜330万円)と、価格効率のよいものになっているという。
マージーサイド警察では3ヵ月間の試用期間内で、この小型カメラの有用性が確認された場合は、さらなるカメラの購入を予定しており、その動きは全国の警察にも広まるものと見られている。
© 1999- 2006JAPAN
JOURNALS LTD. All rights reserved
*本ホームページ中の記事を無断で複写複製(コピー、ペースト)することを厳禁します。
|