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元婚約者からの借金を含む負債返済のために、インターネット上で自分の腎臓を売ろうとした男性が逮捕・起訴され、英国内で初めて、臓器売買で罰せられる事件となったことが報じられた。
オールドベリー在住のセールスマン、ダン・タック被告は、昨年、腎臓病患者が使用するインターネットのチャットルームに、自分の腎臓を2万4,000ポンド(約528万円)で販売したい旨の広告を掲載。この広告では、自分がイングランドのバーミンガム出身である25歳の健康な男性で、借金返済のために至急まとまったお金が必要なこと、また出所が分からない輸入臓器よりも、白人である自分の臓器のほうが安全であることを強調していたという。
この広告は、たまたまある新聞記者の目に留まり、この記者が腎臓移植を希望している患者の血縁者を装い、タック被告に電子メールを送信したとされる。
同被告からのメールには、すでにカリフォルニアのある女性が2万6,000ポンド(約572万円)で購入を申し出ており、それ以上の額でしか交渉に応じない旨が書かれており、弱者からの搾取と指摘されると、「自分も借金返済の資金繰りに苦しむ弱者だ」などの内容を返信してきたとされる。
その後、この記者がこの電子メールの内容を証拠に警察に通報したことで、同被告の逮捕となった。
タック被告は、自分のしたことを後悔しているとのコメントを発表。2004年に施行された臓器移植に関する法令違反を認めており、5月にウォルバーハンプトン刑事裁判所で予定されている最終判決では、最長3年の禁固刑が宣告されるとみられている。
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