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英国の警察官の制服といえば、独特のヘルメット=写真上=がよく知られているが、このほど、北ウェールズ警察の警察官1,600人を対象に、アメリカ警察の特殊部隊を彷彿とさせる、野球帽に黒のTシャツ、戦闘用ズボンといった制服=同下=が導入されたことで、およそ150年続いた警察官の服装の伝統に変化が起こるとみられていることを英国の大衆紙「デイリー・メール」が伝えた。
この制服を導入した北ウェールズ警察のリチャード・ブランストローム警察長は、スピード違反の取締りの厳しさで知られており、スランデュドゥノで黒と白のチェック柄の帽子とユニフォームを試験的に導入したこともあるとされる。
同警察長は自らのブログの中で、新たな警官の制服には好意的な意見が数多く寄せられているとし、一般市民が新しい警官の制服に慣れるのもそれほど長くはかからないとみていると豪語。
北ウェールズ警察ではすでに、警察官の制服にボディ・アーマーや催涙スプレー、無線、警棒を装備しており、今後、電子メールやインターネットが使える携帯電話の所持も予定しているという。
このような新制服の導入は、全国の他の警察にも広がるとみられている中、コルウィン・ベイやプルウェリなどの海辺のリゾート地でパトロール警官がこのような物々しい制服を着用するのは、市民の保護というより戦闘に赴くようで、「行きすぎ」との批判も聞かれている。
また北ウェールズ警察では、制服に野球帽を導入しておきながら、地元パブで午後9時以降に野球帽をかぶるのを禁止しようとする動きを支持しており、その矛盾が指摘されているほか、一般市民は結局、警官が何を着るかなどに関心がないため「新制服の導入は税金の無駄」、「一般の警官が大げさな制服を着用すれば、本来の特殊部隊の意義も薄れてしまう」との批判が寄せられているという。
ただし、警官は自分の意志で伝統的なヘルメットの着用を選ぶことも可能とされる。
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