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ロンドン中心部の路上で物乞いをするホームレスの1日あたりの平均収入は、一般的な英国人の平均収入よりも多い、55ポンド(約1万1,000円)となり、中には学校長やGP(地元医)並みの収入である280ポンド(約5万6,000円)を稼ぐ者すらいることが指摘された。
ウエストミンスター区の依頼で行なわれた調査によると、通行人の70%が物乞いをするホームレスを無視して通り過ぎることに罪悪感を抱き、25%の人が、金銭を与えることでホームレスが食べ物や眠る場所などを確保するのを助けていると信じている一方、物乞いの60%は本当の「ホームレス」ではなく、また70%はヘロインやコカインなどの薬物違法所持で逮捕されたことがあり、物乞いで得たお金はそのままこのような薬物に費やされてしまっていることが明らかになった。
ちなみに、ウエストミンスター区内の物乞いによる逮捕件数は1ヵ月あたり約35件にも及び、逮捕者のほとんどが常習犯であるほか、中には45回の逮捕歴がある者もいたとされる。
同調査ではさらに、ロンドン中心部の主要観光スポットや行政機関が集中するウエストミンスター区内で物乞いをする者が月あたりに得るお金の合計は50万ポンド(約1億円)に達すると示唆。通行人に対して、個人的に与えた金銭は薬物購入に使われてしまいがちで、ホームレスの真の救済につながらないとし、本当にホームレスを助けたいと思うなら、チャリティ団体に寄付をしてほしいと訴えているという。
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