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3/29 一卵性と二卵性だけじゃない!?――遺伝子の一部だけを共有する「準一卵性双生児」

双子といえば一般的には、ひとつの卵子が分裂するため遺伝子情報が同じで、外見もまったく似ている「一卵性双生児」と、2つの卵子が子宮に同時着床して生まれるが遺伝子情報は共有しないため、外見上は異なる「二卵性双生児」の2種類のみと考えられていた。しかし、このほど、このどちらにも属さず、ひとつの卵子が分裂するが遺伝子情報の75%だけを共有するという「準一卵性双生児」が発見されたことで、双子に新たな分類項目が増えたと見られていることが伝えられた。

遺伝学研究専門誌から、自然科学研究誌「Nature」のオンライン版に発表された研究によると、このような「準一卵性双生児」の発生はまったくの偶然が重なったものという。

専門家の間では、2つの精子がひとつの卵子を受精させる場合に「準一卵性双生児」が発生するとしているが、通常これらの受精卵に含まれる染色体は2つではなく、3つであるため、受精卵が生き延びることはまずないとされている。

しかし、今回の研究では、このような受精卵が余計な染色体をどこかで「消去」、もしくは何らかの方法で染色体を「修正」しているのではないかとの結論に達したとされる。

ちなみにこの研究結果は、実際に生まれた準一卵性双生児のDNAを調べて明らかになったもので、他にも気づかれないまま、準一卵性双生児が存在している可能性は十分あるとみられ、今回の研究結果が今後の双生児発生の仕組み解明に役立つものと考えられている。

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