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暖冬となった今年の冬、庭で見られるクロウタドリ(blackbird)やウタツグミ(song thrush)、コマドリ(robin)などの渡り鳥の数が過去5年間で最低数を記録。過去1年間だけでウタツグミでは3分の2近く、クロウタドリでは25%も数が減ったとされ、地球の温暖化による環境の変化が野鳥の生息状況にも大きな影響を及ぼしていることが調査の結果明らかになった。
王立野鳥保護協会(The Royal Society for the Protection of Birds、以下RSPB)が毎年行っており、今年は1月27日と28日の週末2日間にかけて実施された野鳥観察調査「Big
Garden Birdwatch」では、40万人以上から合計650万羽の野鳥の観察報告が寄せられた。
その結果、多くの種類で数の減少がみられたとされ、特にカワラヒワ(greenfinch)は昨年の6位から今年は10位となり、昨年にくらべ25%以上の減少となったほか、庭で確認された数が平均4.42羽と、最多となったイエスズメ(house
sparrow)も、1979年以来半数以上も減っていることが指摘されたという。
PSPBでは、気候の変化と共に野鳥の生息状況も変わらざるを得なくなったとし、今回の調査はその実情のごく一部を反映したものに過ぎないが、それでも温暖化の影響は明らかに現れていると示唆。暖冬のために今年は、ウタツグミなどが餌の豊富な農村部に移動した傾向が強いものの、今後もこのような極端な気候変動が続けば、多くの野鳥がその変化についていけなくなるとし、早急に温暖化への対策を講じる必要があることを訴えているという。
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