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水道会社「テムズ・ウォーター」では、ヴィクトリア朝時代に設置され、現在では老朽化と許容量の少なさが問題となっている下水管の交換工事総費用24億ポンド(約4,800億円)を捻出するため、2010年から30年程度をかけて水道料金の値上げを検討していることが伝えられた。
労働党政府は、従来の下水設備では現在の下水量に対応できないとし、工事費用を確保するための料金値上げはやむを得ないと示唆。大雨の際には下水があふれ、その結果、毎年5,200万トンもの汚水がテムズ川とリー川にそのまま流出してしまっているとされる。
新しく設置される下水管は幅数メートル、長さ約32キロに及び、雨水や下水を、ロンドン市内西部から東部へと排出するという。
しかし、この下水管工事に伴い、消費者団体ではウィルトシャーからケントにかけての360万世帯が、10年間で50%の水道料金アップを強いられることになると警告。
各世帯の水道料金は2010年から2022年の間に284ポンド(約5万6,800円)、それ以降の18年間ではさらに504ポンド(約10万800円)増額され、30年間に割り増し請求される分は788ポンド(約15万7,600円)にもなることが明らかになった。
政府ははじめ、水道料金の増額分は年間37ポンド(約7,400円)に過ぎないとしているものの、消費者からの反発は避けられないと見られている。
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