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英国内で摘発される大麻の違法栽培件数は、過去2年間で3倍にも増え、過去半年間では1日あたり平均3件もの違法栽培が摘発されている計算になることが、麻薬問題に取り組むチャリティ団体「DrugScope」の調べで明らかにされた。
同団体の発行誌「Druglink」に掲載された報告によると、国内の市場に出回っている大麻の中で、自宅など英国内で違法栽培された大麻が占める割合は過去10年間で6倍近くも増加し、1996年には全体の11%だったものが、現在ではおよそ60%を占めるようになっているという。
また、過去2年間で警察がロンドン市内で摘発した大麻の違法栽培件数は、それまでの2年間のおよそ500件から1,500件にも増え、1ヵ所から押収される大麻は平均400株にも及ぶとされ、警察では引き続き、一般住宅や職場の建物内などで違法栽培されている大麻の摘発に尽力していくとしている。
同報告ではさらに、国内の大麻違法栽培場の75%は、ベトナムの犯罪組織によって運営されており、こういった栽培場はロンドンや南ウェールズ、バーミンガム、イースト・アングリア、ヨークシャー、イングランド北東部など、国内の至るところで見つかっているという。
「DrugScope」では、このような違法栽培摘発の増加は、違法栽培の手口がますます巧妙になる一方で、こういった栽培側の手口を見破る力が警察にようやくついてきたことを意味すると示唆。
メトロポリタン・ポリスの組織犯罪担当ニール・ハッチンソン警視は、ベトナムの犯罪組織が好条件の就職斡旋と偽って本国から労働者を不法入国させ、大麻栽培のための強制労働に従事させている事実を挙げ、大麻の違法栽培がもたらす犯罪の深刻さを指摘しているという。
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