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英国ではNHS(英国の国民医療保険制度)管轄下の歯科治療に関し、治療を受ける前に、NHSが指定する歯科医にまずは登録しなければならないが、NHSの患者を受け入れる歯科医の慢性的不足が叫ばれており、このような状況を改善しようとする政府の試みも虚しく、新患者の登録受け入れを行なっているNHSの歯科医は全体のわずか20%にしか満たないことが明らかになった。
自由民主党が歯科医1,220人を対象に行なった調査によると、受け入れているのはプライベート(治療費は全額個人負担)治療の患者のみとしている歯科医は全体の半数近くに及び、NHSの患者用には登録待ちのリストを用意し、その登録数を増やして改善をめざす意向はないというところも10%あったという。
英国政府は昨年春、歯科医に対して、一定数のNHS患者を受け入れる契約への同意を求めたものの、国内の歯科医の約1割に相当する2,000人以上の歯科医はこれを拒否。また、契約に同意したうちの800人も、契約の詳細に関していまだにもめている状態が続いているとされ、今回の調査結果と合わせて、国民の間には歯科治療サービスに対する不安が募っているとされる。
しかしながら保険省では、今後ますますの歯科治療サービス拡大と新たな診療所の増設を約束し、歯科医が不足しているとの批判を否定しているという。
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