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マーガレット・サッチャー元首相(81)の銅像除幕式が21日夜、国会議事堂の下院建物内で、サッチャー時代の元閣僚や後継者として党首となったジョン・メジャー元首相など多くの政治家が参列して盛大に行なわれたが、トニー・ブレア首相は多忙を理由に欠席したことを各メディアが伝えた(写真は「デイリー・メール」紙より)。
高さ約2.2メートルというシリコンブロンズ製のこの銅像=写真=は、2003年に下院内の美術品購入に関する顧問委員会の依頼で、彫刻家アントニー・デュフォートさんが製作したもので、費用は8万ポンド(約1,600万円)。製作にあたって、サッチャー氏自らが数回モデルを務めたほか、最後の任期となった1987年から1990年にかけて撮られた写真も参考にされ、下院のメンバーズ・ロビーでウィンストン・チャーチルやロイド・ジョージ、クレメント・アトリーといった歴代の名首相の像と並んで設置されているという。
11年209日という、過去150年間で最長の首相在任期間を誇るサッチャー氏は、「鉄の女」というニックネームにちなみ、「像も鉄製にすればよかったかもしれないが、銅なら錆びず、像には最適」としたほか、以前にギルド・ホールに貸し出されていた大理石製の自分の胸像が破壊行為により割られてしまった事件を連想させる、「今度は頭がなくなってしまわないよう祈る」とのコメントを発表した。
一方、ブレア首相は、労働党党首になった当初はサッチャー政策の支持者であることを公然と示していたものの、医療制度をはじめとする公的サービスの改革の失敗や、イラク戦争などにより国民の信頼を失い、辞任を迫られている中、サッチャー元首相のような栄誉に浴することはないと悟っての嫉妬心のためか、除幕式の時間帯とは重ならないはずの女王との定期謁見を理由に、除幕式を欠席したとされ、一部の議員らからも批判の声が挙がっているという。
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