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車内に取り付けられている衛星ナビゲーション・システムの盗難が増加しているが、こういった衛星ナビには持ち主の住所が登録保存されていることが多く、犯人が盗んだ機器から持ち主の住所を探し出し、不在の隙に空き巣を行うケースが目立ち始めているとして、衛星ナビの中に自宅の住所などの個人情報を保存しておかないよう注意が呼びかけられていることが伝えられた。
1台で最高1,000ポンド(約20万円)という衛星ナビ・システムの多くは、カーステレオのような盗難防止コードもなく、盗みやすいために、窃盗犯にとっては格好の標的になっているという。
英国犯罪調査によると、昨年の車内盗難発生件数は100万件以上となり、盗まれた物のトップは自宅の鍵が入っていることの多いハンドバッグやブリーフケースとなっているが、衛星ナビが関連した盗難も全体の25%を占めたとされる。
衛星ナビ・システム盗難から空き巣などの二次犯罪発生防止を積極的に呼びかけているハンプシャー警察では、衛星ナビに自宅の住所や電話番号といった個人情報を登録するのは控えるべきとし、もしどうしても登録が必要な際は、それが自宅であるとすぐに分からないような方法を考慮すべきであると警告している。
また、ドライバー団体「Automobile Association」でも、個人情報が含まれた機器はどんなものでも犯罪を誘発しやすいが、特に衛星ナビのような機器は簡単に持ち主の個人情報が引き出せ、またすぐに売り払って現金化することもできるため、窃盗犯にとっては理想の品物と指摘している。
なお、衛星ナビ・システムの開発会社「Garmin」では、車内盗難防止のためには運転席に内蔵され、また4桁の暗証番号がなければ作動しないタイプのものを推奨。
ちなみに、衛星ナビは新車の約10%に取り付けられており、全体では200万台がすでに出回っているという。
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