|
リンゴ・ジュースは濁った果肉入りのものよりも、純粋で健康的なイメージを与える透明のものが好まれる傾向が強いが、実は濁った種類の方がガンや心臓病予防に有効とされる化学物質を多く含み、透明のものよりも有益という研究結果が報告された。
専門誌「the Journal of the Science of Food and Agriculture」に掲載された研究報告によると、体内の細胞にダメージを与え、ガンや心臓病を誘発する化学物質を除去する働きで知られる抗酸化物質ポリフェノールの一種、プロシアニジンの含有量を、リンゴ・ジュースの種類別に調べたところ、その含有量は、果肉入りの濁ったリンゴ・ジュースでは透明なジュースよりも4倍多いことが分かったという。
これは、ジュースを透明にするために果汁を遠心分離機にかけて果肉を除去したり、より透明感を出すために酵素を加えたりすることで、プロシアニジンの量が減ってしまうためと考えられている。
この調査はリンゴ・ジュースのみを対象としたもので、他のジュースについてはさらに詳しい研究が必要とされているが、リンゴのこのような効能を商品開発に生かすことに関心を示しているジュース製造会社もあるとされる。
なお、別の調査では昨年、果物や野菜ジュースを週に3回以上飲むことで、アルツハイマー病の罹患率を劇的に低下させることが可能であることや、1日1杯のクランベリー・ジュースが血中の「善玉コレステロール」の量を8%増やし、心臓病を予防するのに役立つことなども明らかにされた。
© 1999- 2006JAPAN
JOURNALS LTD. All rights reserved
*本ホームページ中の記事を無断で複写複製(コピー、ペースト)することを厳禁します。
|