|
英国の学校給食については栄養面で劣悪と批判されてからというもの、子供の健康を考えてお弁当をもたせる親も少なくないが、主にサンドイッチやドリンク、ポテトチップス、ビスケットで占められるこのようなお弁当には十分な栄養が含まれておらず、学校給食よりもかえって健康によくないケースがあいかわらず少なくないと指摘されたことが伝えられた。
英国人シェフ、ジェイミー・オリヴァーさんが中心となって行われた学校給食改善キャンペーンのおかげで、各学校給食は栄養面で大いに改善された一方で、お弁当の中身は相変わらずジャンク・フードでいっぱいという。
イングランド南西部の子供たちを対象に行われた調査によると、子供たちが持参しているお弁当のうち、果物や野菜が入っているものは全体の41%にしかすぎず、サラダが入っているのは全体のわずか16%で、政府が健康のために推奨している野菜や果物の1日あたりの摂取量を半分とっている子供はまだいい方であることが分かった。
お弁当の中身として最も人気があるのはチョコレート・ビスケットとポテトチップスとされ、このことからも分かるように、多くのお弁当はカリウムや亜鉛といった必要な栄養素に欠け、代わりに糖分や不飽和脂肪酸などが過度に含まれているとされる。調査にあたった研究者のひとり、ポーリーン・エメット博士は「クラスの中でこういう食べ物を1人でも持ってきている子供がいれば、他の子供も同じものを欲しがるようになる」と述べると共に、学校給食とお弁当に含まれる栄養価の差は過去5年間で大きく開きつつあるとコメント。
また、栄養の専門家からも、ヘルシーかつ子供が楽しく食べられるようなお弁当のためには、分かりやすくて実用的なアドバイスを親に提供していくことが必要との意見も聞かれているという。
© 1999- 2006JAPAN
JOURNALS LTD. All rights reserved
*本ホームページ中の記事を無断で複写複製(コピー、ペースト)することを厳禁します。
|