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毒性の高い成分を規定以上に含んだ美白化粧品を黒人女性客などに販売し、100万ポンド(約2億円)もの利益を上げていたとして、ロンドン市内の刑事裁判所に起訴されていた黒人カップルが4日、罰金と法廷費用約10万ポンド(約2,000万円)の支払いと、2年の執行猶予つき9ヵ月の禁固刑を宣告されたことが報じられた。
ロンドン南東部のシドナムで72万5,000ポンド(約1億4,500万円)相当の自宅に住むユインカ・オルーイェミ被告(46)と夫のマイケル被告(49)は、本来なら医師の処方箋がなければ使用できない薬品成分であるステロイドのほか、法律で定められている安全基準より3.5倍以上もの濃度のハイドロキノンを含む化粧クリームを、ロンドン市内2ヵ所にある店舗で何も知らない女性客らに美白化粧品としてひとつ5ポンド99ペンス(約1,198円)で販売していたという。
髪の漂白にも用いられるハイドロキノンは、多量に使用した場合、肌や皮下血管への恒久的なダメージや炎症などを引き起こす恐れがあるが、両被告は公的機関からの危険な薬品に関する説明や警告を無視し続けていたとされる。
裁判官は両被告の行為を、「公共の健康への危険を顧みず、自らの利益を得ることのみに夢中になった自分勝手な振る舞い」と判断。
両被告は10件の薬剤安全法違反で有罪を認めたとされる。
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