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ドラッグの乱用が疑われるレイプ事件に関する調査の結果、多くの被害者の体内から検出されたのはアルコールのみで、デートレイプ・ドラッグとしてよく出回っているとされる薬剤ロヒプノールが検出されたケースはまったくなかったことが報告された。
警察官団体「the Association of Chief Police Officers」が、2004年11月から2005年10月にかけて、デートレイプ・ドラッグが使用されたと疑われるレイプ事件120件を対象に行なった調査によると、その他のよく出回っているとされるデートレイプ・ドラッグ「GHB」(ガンマヒドロキシ酪酸)についても、被害者から検出されたケースはわずか2件のみであったとされ、これに対して、被害者が事件当時にアルコールを摂取していたと認めているのは119件にも達したとされる。
同調査ではまた、このうち22人の被害者が、飲酒運転とみなされる規定摂取量の2倍から3倍ものアルコールを飲んでいたほか、事件の前に自ら違法薬物を摂取していたと認める被害者は37人にものぼったことが明らかになった。
同調査ではロヒプノールが広く乱用されていることを示す証拠は得られなかったとし、「GHB」の乱用についてもごくわずかなケースのみと報告。ちなみに事件全体のうち10件は、鎮静剤やその他の薬剤が関連していたという。
「The Association of Chief Police Officers」では、薬物を悪用したレイプ犯罪を軽視するわけではないとしながらも、被害者は事件の前に自らすすんでアルコールを摂取し、中には飲みすぎといえる量を摂取する者もおり、このようなレイプ事件は薬物よりもむしろ、アルコールやその他の要因が大きく関わっている可能性が高いと示唆。
しかし、こうしたデートレイプ・ドラッグの中には、一定時間後に代謝されてしまい、体内に形跡を残さないものもあるとされ、今回デートレイプ・ドラッグが検出できなかったからといって、このような薬物はそれほど出回ってはないとする警察側の調査結果を疑問視する声も聞かれているという。
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