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英国内で5,500万人が使用し、日常生活に不可欠な物となった携帯電話だが、この携帯電話の表面にはトイレの便座や靴底、ドアの取っ手などよりも多くの雑菌が繁殖しており、健康に深刻な害を及ぼすこともあると警告されたことが伝えられた。
携帯電話は常に人の皮膚と接触があるほか、内部から発せられる熱により、人の皮膚にいる雑菌すべての格好の繁殖場所となっており、このような雑菌の中には、吹き出ものや腫れものから肺炎、髄膜炎などの深刻な病気の元になるもの、院内感染の原因ともいわれている黄色ブドウ球菌といった雑菌も含まれるという。
マンチェスター・メトロポリタン大学の微生物学者ジョアナ・ヴィーラン教授は、携帯電話はバッグやポケットなどに入れられ、人の皮膚との接触も頻繁で、顔に近い位置で利用されることが多いため、雑菌にとっては繁殖に好都合な条件がそろっていると指摘。人間の体のさまざまな部位と接触する機会が多いことは、それだけさまざまな種類の雑菌が繁殖しやすくなることを意味し、しかも熱がこのような雑菌の繁殖を助長するとしている。
携帯電話会社「Dial-a-Phone」では、これらの雑菌の繁殖を防ぐため、携帯電話利用者に対して、抗菌作用のある濡れティッシュを用い、携帯電話を定期的に拭くなどの対策を呼びかけているという。
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