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過剰飲酒が深刻な社会問題となっている英国で、直接アルコールが原因で亡くなった人の数はわずか15年足らずで2倍以上にも増加し、このような死亡者数は年々増える一方であると報告されたことが伝えられた。
英国国家統計局の報告によると、アルコールが直接の死因と診断された件数は、1991年の4,144件から2005年には8,386件に増加。しかし、この数字はアルコールが間接的に影響している心臓病やガン、精神病やその他の病気で死亡した人の数は含まれていないため、このような人を入れた場合、実際の死亡件数は少なくともさらに倍増するほか、この数字が昨年11月23日にパブやバーの営業時間が延長される以前のものであることからも、それ以降の今年の死亡者数はさらに多くなるものとみられている。
医療関係者やアルコール問題撲滅団体などは行政側に対して、アルコールによる死を防ぐために、英国の「過剰飲酒文化」徹底取り締まりを訴えているという。
ダラム大学の中毒症状専門家クリス・ブック教授は、アルコール消費量が増えたという背景を考慮すれば、死者の増加も驚くには値しないとコメント。さらに、シンクタンク「the
Institute of Alcohol Studies」でも、この数字はアルコールによる死者数のうちの「氷山の一角」にしか過ぎないとし、このような死を避けるにはどうするべきか分かっているにもかかわらず、あえて愚かな選択をしてしまいがちであることが最大の問題点と指摘しているという。
ちなみに同統計では、アルコールによる男性の死者は女性の2倍以上と多く、女性の死者数も急激に増えていること、また2001年にはアルコールによる死者の数が年間615人も増え、アルコールによる死亡件数が最も急激な増加を見せたことも報告された。
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