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英国内で最大手の融資金融機関が融資額最大125%という住宅ローン提供サービスを行ない、貯蓄のない者でも家を買えるようになっているが、こういった金融機関が顧客の財政状態を十分確かめずに住宅ローンを提供した挙句、不動産の価値がローンの額以下に下がってしまい、途端に借金の返済が出来なくなるという状況を誘発しているとし、消費者に対して注意が呼びかけられていることが伝えられた。
住宅ローン市場の20%を占めるという大手融資元「HBOS」では、過去10年間の不動産価格高騰で初めてのマイホーム購入が困難な者や、離婚などでマイホームを去ったものの、家を購入するだけの貯蓄がないという者を対象に、最大125%という大型ローンの提供を実施。また、住宅ローン市場のわずか7%以下しか占めていない「Northern
Rock」やその他の中小ローン会社でも、やはり似たような大型融資を行なうところがあるという。
しかし専門家らは、誰にでも気軽に融資を提供するような傾向は、英国内の借金状況をますます悪化させるだけと非難。住宅ローンの返済ができなくなり、自宅を手放さなければならなくなる家庭の数は22%も上昇しているとされる。
さらに、過去5年間上昇する一方の住宅ローン金利は今後も上がり続け、イングランド銀行では9日から、現在の金利4.75%を5%にまで引き上げるとしているほか、来年早々にもさらに、5.25%までの引き上げを予定しているという。
初めてのマイホーム購入者が不動産に支払う平均価格はおよそ15万2,000ポンド(約3,040万円)だが、125%の住宅ローンを組むと、約19万ポンド(約3,800万円)を借り入れる計算になる。金利を5%に固定したとしても、月あたり1,100ポンド(約22万円)以上を返済し続けて完済までに2年かかるが、これも不動産価格が毎年11.5%の上昇を続けたと仮定した場合のみとされる。
若い世代では抵当に入れる不動産の価値と同等、またはそれ以上のローンを組むケースが70%も増加。住宅ローンのアドバイス団体などでは、このような無計画なローンは借金時にすでに返すあてのない借金を抱えてしまうほか、万が一不動産価格が下降した際にはさらなる負債を抱え込むことになるとし、気軽に多額のローンを組む危険性を強調しているという。
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