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子供のいない女性は乳ガンになりやすいということはこれまでの調査でも指摘されていたが、このほど、出産経験のない女性は2児を産んだ女性に比べて、若くして亡くなる確率が20%と高いことが新たに明らかになった。
政府の独立機関「Economic and Social Research Council」から資金援助を受けて、ロンドン大学衛生熱帯医学部人口学センターのエミリー・グランディ教授率いる研究チームが、1911年以降について、英国とアメリカの女性約10万人を対象に調査を実施。子供のいない女性が早死にする原因としては、乳ガンのような病気に罹患する確率が高いこと、また年をとってから自分を支えてくれる子供がいないため、精神的に孤独に陥る危険性が高いことなどが考えられるという。
この調査結果は、子供を産まない女性が増える中、このような女性の健康にさらなる懸念を追加。子供のいない女性は1945年生まれの者では全体のわずか10%だが、1960年生まれの女性では約20%にのぼっているとされる。
同調査ではさらに、再出産の時期が前の出産時期より18ヵ月以内という短い女性でも、そうでない女性より早く亡くなる確率が高いことが判明。これは、短期間に複数の出産を重ねることにより、母体への負担が重くなること、また母体が出産による栄養不足から十分回復しきれていないうちに次の出産でさらなる栄養が失われてしまうことが原因とみられている。
この調査ではまた、男性に関しても、結婚してすぐに子供が生まれたというケースでは早死にの確率が高くなることも分かったが、その影響はあまり重要視されていないほか、結婚は男女共に健康上、好影響をもたらすことも指摘されたという。
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