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通りで子供たちが反社会的な行為をしていても、仕返しされるのを恐れて、見て見ぬふりをするという大人が増え、子供たちのこのような暴走を誰の責任にすべきかと混乱する風潮が、英国で広がっている事実が調査の結果指摘された。
社会政策の効果を検討するシンクタンク「the Institute of Public Policy Research」が来月公表予定の調査「Freedom's
Orphans: Raising Youth in a Changing World」によると、例えば14歳の少年グループがバス停を壊そうとしているのを目撃した場合、この少年たちに注意するという大人は、ドイツでは全体の65%、スペインでは52%、イタリアでは50%となった一方、英国では全体の34%にとどまり、注意しない理由として英国人が挙げたのは「暴力を振るわれるのが怖いから」が39%、「後から仕返しされるのが怖い」が14%、「罵倒されたくない」が12%となったとされる。
同調査ではさらに、反社会的行為の責任は若者にあると考える大人は英国がヨーロッパ諸国の中で最も多く、子供が社会に反抗的なのは「躾ができていないため」とするのは英国が79%にも達した一方で、スペインでは69%、イタリアでは62%、フランスでは58%となったという。
調査団体では、英国の若者問題に対する議論は、責任を子供または大人のどちらかになすりつけようという誤ったものと指摘。多くの子供たちが一昔前より恵まれた環境で育っている一方、より複雑な問題を抱えた環境で思春期を過ごす子供もいる事実を無視し、不良少年が近所に「たむろ」しているからといって引越しを考えるような大人の「若者恐怖症」は、事態をますます悪化させると批判。問題を抱える子供たちへの有効な対策として、子供の活動をきちんと管理できるクラブなどを通したスポーツ活動や、地元社会の大人と子供が一体となって行えるような地域活動の必要性を訴えている。
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