チャリティ活動が盛んな英国では、通りで通行人に直接呼びかけて募る寄付金が多くのチャリティ団体の大切な資金源となっている一方、このような活動家の中には、寄付を断られてもしつこく食い下がって金銭を要求する、「chuggers」(「チャリティcharity」と「強盗muggers」を合わせた造語)と呼ばれる人々もよくみかけられる。しかし、このほど、通行人にチャリティのための寄付をしつこく強要するよう行為を取り締まる規約が新たに設けられたことが伝えられた。
福祉団体などの活動資金調達行為を監視する団体「the Institute of Fundraising」では、各団体がその活動資金を調達する際に遵守すべき規則と、法律に関する情報を25項目にわたってまとめた「活動資金調達規約」を発表。
チャリティ団体や一般市民、資金を預かる主要団体の意見も考慮して作成されたというこの規約の中には、一度断られたら、それ以上寄付を強要してはいけないなどの取り決めがなされており、違反した場合には、寄付を募る活動そのものを即座に中止させられ、所属するチャリティ団体に不名誉をもたらすことになるという。
「The Institute of Fundraising」では、「直接人々に寄付を呼びかけるという行為は、チャリティの寄付金集めとしては最も自然な行為であると同時に、寄付を募るのに熱心なあまり、つい度を超えて人々に不快な思いをさせることもしばしばで、論議をかもすこともある」とし、この規約が、チャリティ活動家としてのふさわしい態度の指針となるよう願っているとコメントしている。
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