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ハリケーンの被害に苦しむ米フロリダ州をはじめ、世界有数のオレンジの産地で天候不順によるオレンジの収穫量が激減。これを受けて店頭に並ぶオレンジジュースの小売価格も、1リットルあたり最高30ペンス(約60円)の値上がりもあり得ると予測されたことが伝えられた。
英国における絞りたてオレンジジュース市場の約5割を担っている「The Serious Food Company」では、世界のオレンジ収穫量が今年は記録的に激減したとし、原料に使用するオレンジ不足がジュースの価格にも反映すると示唆。同社では原料に用いているオレンジの種類を制限しており、産業界全体としては、食品の質と味を落とすことなく、需要に対応できる製品作りに努めているが、価格の上昇は止むを得ないとしているという。
オレンジ不足の結果としての値上がり分は、ジュース1リットルあたり20ペンスから30ペンスが見込まれているが、年間6%の売り上げ増がみられるというオレンジジュースの売り上げそのものには影響しないものと予測されている。
2006年における世界のオレンジ収穫量は、米フロリダ州が相次ぐハリケーンの被害によって昨年より9%減少。同州の柑橘系果物生産団体でもオレンジの価格上昇を見込んでいるほか、ウルグアイとアルゼンチンでの霜害では収穫量の半分をなくし、南アフリカでは作柄が例年以下だったことに加え洪水によって収穫時期が遅れ、そしてオレンジ産出国であるはずのオーストラリアも今年は気温が上がらず生産高が減り、輸入国に転じているといった事態が報告されているという。
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