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車のラジエーターの水が凍結するのを防止する不凍液を誤って飲んでしまった犬が、獣医の機転により、ウォッカ入りの特製「カクテル」を投与され、一命をとりとめたという出来事が伝えられた。
バーミンガム在住のケイト・シェパードさん(37)が、車に生後18ヵ月の愛犬であるジャーマン・シェパード「テディ」を乗せて移動中、「テディ」が車内後部にあった不凍液を飲んでしまうという事故が発生。
これに気づいたシェパードさんは、動物診療所の看護婦という職業柄、不凍液が犬の腎臓に致命的なダメージを与える可能性があることを知っており、すぐに勤務先の獣医の元に「テディ」を運んだという。
このような状況の対処には、ランプやヒーター用に使用されるメタノール変性アルコールと同様のアルコール濃度をもつエタノールを投与するしか方法がないものの、診療所内にはエタノールがないことが判明。そこで別の獣医が、ウォッカに塩水とビタミンやミネラルを混ぜたものを投与してはどうかと提案したとされる。
この考えに従って、一晩中、約142ミリリットルのウォッカを点滴投与された「テディ」は、翌朝、激しい二日酔いにさいなまれて目覚めたものの、それ以上の後遺症はまったく起こらず、順調に回復したという。
一時は愛犬の死を覚悟したというシェパードさんは、元気になった「テディ」の様子にひと安心するともに、不凍液はその甘い味のために犬が好んで誤飲しやすいとし、犬にとっては命取りとなるこのような事故の再発防止を他の飼い主にも呼びかけている。
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