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教会牧師が教区の回報の中で、日本人に対する差別用語を使った冗談を記したことに、人種差別との批判が殺到し、謝罪と免職を迫られる事態となったことが伝えられた。
サマセットのビショップス・リディアードにあるセント・メアリー教会の牧師マイケル・ウィシャート氏は、教区回報のコラムの中で、秋の訪れに言及した際、朝の空気の中に冷たさを感じるようになったという意味で「a
little nip in the air」という表現を使用。さらにこれに続いて、「nip」という単語が「冷たいもの」と「日本人」の両方を意味することから、同表現を「宙に浮く日本人」、つまり「縛り首になって吊るされた日本人」と示唆する、「Which
is what they said when they hanged the Japanese criminal!(まるで日本人犯罪者を縛り首にした時の光景さながら)」という冗談を付け加えたとされる。
ところが、この「nip」が日本人への差別用語であることなどから、ウィシャート牧師が「特に大した意味はない」と主張するこの冗談に対して「人種差別的」との批判が集中。サマセットの人種差別撲滅団体では、教会牧師としての立場もわきまえず、不注意にも差別用語を用いた同牧師に対して謝罪を要求。
これを受けてウィシャート牧師は、この冗談で心情が侵害されたなら謝罪するが、自らの体験談を持ち出し、自分も海軍入隊時にウェールズ出身であることからよくからかわれたが、人種差別で訴えるようなことはしなかったとの不満をもらしているという。
同教区を管轄下におくバースおよびウェルズの管理教区では、この冗談を同牧師の「判断ミス」と認めるコメントを発表。
ちなみにウィシャート牧師はカーディフで行なわれた同性愛者のイベントで、同性愛反対運動を行なった活動家が逮捕された事件でも、この活動家を擁護し、警察を非難したばかりか、英国本来の生活様式が外国から流入する多様な文化に侵されているとし、非キリスト教徒や外国人を排斥しているともとれるような見解を示し、物議をかもしたこともあったとされる。
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