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ひと昔前までは、泣くのは弱さの象徴とされ、男は泣きたくても我慢するものという考え方が主流だったが、昨今ではこのような考え方は薄れつつあり、男性も女性同様に涙もろくなっているという実態が調査の結果明らかになった。
男性が涙ぐむ場合はたいてい、タマネギやシャロットを切っている時が普通であるものの、シャロット(タマネギの一種)の栽培業者のために行われた調査によると、昨年泣いたと認めたのは男女共に全体の19%。その理由として、男性では人間関係上の問題が56%、上司や同僚が原因であったのは10%、ラブ・ソングに心動かされたのが23%となり、女性では個人的な人間関係が原因だったとするのが77%、音楽に涙を誘われたのは39%となったという。
心理学の専門家はこの調査結果を、泣くことに対して男性が以前ほど抵抗を感じなくなった証拠とする一方、泣きたい時に素直に泣くことは、男性の身体的・精神的健康にも大きな利益をもたらすと説明。男性が自由に感情表現できることは、パートナーや子供の感情の流れにも柔軟に対応できることにつながり、よりよい感情的コミュニケーションの実現を意味し、人間関係の保持にも役立つとコメントしている。
なお同調査では、男性の涙もろさにも地域差があることが判明。涙もろい男性はイングランド南西部や南東部、ウェールズで全体のわずか1%であるのに対し、イングランド北部では全体の5%と最多を記録。泣きたくても我慢する男性が最も多いのはウェールズとイングランド南西部で、1年以上泣いたことがないとするのは全体の55%にものぼったという。
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