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自宅に客を招いてのディナー・パーティーは、かつては英国の一般家庭でよく行われていた習慣だったが、多忙なライフスタイルを送る現代の家庭では、自宅で友人に手料理をご馳走するよりも、一緒に外食に出かける機会が増加。特に高学歴で、より責任のある仕事についている人の間でこのような傾向が強いことが、調査の結果明らかになった。
マンチェスター大学が英国人1万2,000人を対象に行なった調査では、自宅に友人を招いて食事をご馳走したり、または他人の家に招待されたりする週あたりの平均時間は、1975年の140分から、現在では91分にまで減少。自宅のディナー・パーティーに友人を招待する割合は、高学歴者の間で最も著しい減少がみられ、1975年時の約半分に落ち込んだことが分かった。
さらに、自宅のディナーに人を招待する割合が多いのは既婚者よりも独身者、子供のいるカップルより子供のいないカップルとされ、外食にあてる週あたりの平均時間も1975年の34分から現在では58分と、2倍に増えたことが報告された。
調査をまとめたデイル・サザトン博士は、多忙な仕事のプレッシャーのために友人を自宅に招いて食事を楽しむ時間がとれないものの、友人とは交流を楽しみたいとしてレストランでの外食を選ぶ人が増えたこと、また専業主婦となる女性が減るにつれ、人を招待するに足りるような食事を作る人が家庭内にいなくなったことが原因と分析しているという。
この調査ではまた、週あたりの英国人の平均的な食事時間が105分から98分になった反面、家族の食事時間が1回30分以上という割合は1975年の83%から現在では87%と長くなっており、伝統的な家庭の食事が崩壊しつつあるとは一概にいえない結果になったことも報じられた。
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