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父親が40歳以上の年齢で生まれた子供は、30歳未満の父親の下に生まれた子供よりも、将来自閉症になる確率が6倍にもなるという研究報告が発表され、子供の誕生時における父親の年齢の高さが、子供の自閉症発症要因のひとつであることを証明づけた最初の研究となったことが伝えられた。
米ニューヨークのマウント・サイナイ医科大学と英キングズ・カレッジ・ロンドンの精神医学部が、体内バクテリアのいわゆる善玉菌による自閉症の症状軽減が可能かどうかを調べる研究の一環として調査を実施。1980年代にイスラエルで生まれた子供について、その父親31万8,506人の年齢と、母親13万2,271人の年齢を調べ、子供の自閉症発症率と比較。父親が15〜29歳で生まれた子供の自閉症発症率は1万人中に6人、父親が30〜39歳では同人中9人、父親が40〜49歳では同人中32人となったほか、50歳以上の父親の数が少なかったため、統計上の正確さではまだ十分といえないながらも、自閉症になる子供の数がさらに多く認められたとされる。
人との接触を避けたがる狭範囲の意味での自閉症やその関連症状は「自閉症スペクトラム障害」という総称で知られており、具体的な症状には消化不良をはじめ、社会的・言語的に周囲となじめなかったり、同じ行動を繰り返したりするといったものがみられるという。
自閉症スペクトラム障害を患っているとされる子供の数は、20年前より10倍も増え、200人に1人という割合であるとされ、その要因のひとつとして、多くの親が子供を持つ時期を先延ばしにしていることが説として挙げられてきたが、今回の調査ではそれが証明されたことになり、女性だけでなく、男性もその生殖機能は年齢と共に低下することが改めて指摘された。
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