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スピード・カメラの存在を警告し、ドライバーに速度を落とすよう促すことが目的のスピード・カメラ標識だが、この標識の綴りを一部勝手に変更するという「悪戯」が発生。ドライバーにとっては笑いを誘うユーモアだが、警察ではこれを冗談とは見ず、犯人探しに躍起になっている様子を英国の大衆紙「デイリー・メール」が伝えた。
英国ではスピード・カメラの増設に対し、これらの情け容赦ない取り締まりは単に、警察や行政側が罰金による収入源を増やすために過ぎないとの批判がドライバーの間では根強い。
そのような中、エセックス州のコルチェスターでは過去2ヵ月の間、少なくとも10ヵ所で、スピード・カメラの存在を示す標識文字の一部に自家製シールを貼り、「Speed
Cameras(スピード・カメラ)」を「Greed Cameras(欲深カメラ)」と読めるようにした「悪戯」が発生=写真。この犯人はごく最近、スピード・カメラに捕まって苦い思いをさせられたドライバーとみられているが、他のドライバーはこれを大笑いして眺めている一方、地元警察では眉をひそめ、これを「器物破損行為」とみなして犯人の割り出しにあたっており、断固として対処する意向を明らかにしている。
スピード・カメラに反対する活動家の中には、カメラを破壊するという過激な行為に出る者も少なくないが、日頃からスピード・カメラを疎ましく思うドライバーの間では、このような活動家をヒーロー扱いする風潮もみられるという。
43歳のある男性ドライバーはこの悪戯を、罰金で収入増を目論む行政側を見事に風刺した、「気の利いたジョーク」とし、昨年わずかなスピード・オーバーで捕まり、悔しい思いをさせられたという29歳女性も、そのユーモアに笑いが止まらなかったという。ドライバー団体「RAC
Foundation」では、このような行為は許されないことだが、警察が熱心に犯人探しに奔走するほど有害なこととは思えないと、警察の過剰反応を批判。また、同エリアのスピード・カメラ運営団体でも、カメラそのものを破壊されるという事件が管轄区域内で先月、すでに6件も起こっているとし、警察では標識への悪戯よりもこちらの捜査を優先すべきであるとコメントしている。
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