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視聴者の需要に十分応える報道番組作りのために、今年7月からBBCが新たに設けた編集役職に就いているメアリー・フィッツパトリック氏が、全国紙「オブザーバー」の中で、アフリカをはじめとする海外から現地情報を報道するBBCリポーターには白人が多すぎ、現地の文化や社会、人々の考えを十分反映した報道がなされていないと批判したことが伝えられた。
フィッツパトリック氏は同紙のインタビューの中で、例えば現地では明らかに外国人である白人リポーターが、「外部者」としての意見しか述べていない状況がニュース番組の中で繰り返されているとし、その報道内容の希薄さを指摘。このような第三者的な報道のみでは、その国の本当の状態を視聴者に伝えることができないとし、BBCの現地リポーターには、当事者のひとりとして、報道を行う国と同じ文化・社会背景をもった人材が必要と訴えたという。
BBCでは、イラクの首都バグダッドの現地情報を伝えて好評を得ていた、ソマリア出身の現地ジャーナリストが、西欧の報道団体はイラク戦争に関して公正を欠き、視聴者の誤解を招くような報道を行っているとし、アラビア語のテレビ報道局「アル・ジャジーラ」に移籍してしまったこともあるという。
BBCは、リポーターが白人であるために、報道される現地情報の信頼性が損なわれるという批判に反発。同局の白人リポーターには優れたジャーナリストが揃っていると名前を挙げるとともに、世界中に駐在している同局の海外リポーターには、現地出身の者も少なくないと説明している。
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