旧東欧諸国のEU加盟に伴う移民激増に着目した英国の金融機関では、特に増加が目立つポーランド人を雇用し、口座開設、不動産購入や起業用のローン設定などのサービスをポーランド語で提供、ポーランド系移民を新たな顧客として取り込んでいくための積極営業を展開していることが伝えられた。
バークレー銀行では、少なくとも30ヵ所の支店でポーランド人を正式雇用しており、ポーランド系移民を対象に、英国内で不動産を購入したり、企業を立ち上げたりする方法についてポーランド語でセミナーを行うなどしているほか、来月に西ロンドンのイーリングで開催予定のポーランド・フェスティバルのスポンサーにもなり、地元のポーランド人コミュニティとの連携を強めようと計画。同行ではポーランド人コミュニティが今後の経済活動のキーになると予測し、積極的に関わっていく意向を示しているという。
この他にも、HSBCでは渡英前から英国内に銀行口座を開設することができるようにしたり、様々な割引サービスを提供したりしており、ロイズTSBでもポーランド人を対象にした金融サービス商品の開発に取り組んでいるとされる。
専門家は2004年5月にEU加盟国が増えて以来、中央・東ヨーロッパからの移民は英国経済で重要な位置を占め、このような移民の増加はインフレ率の上昇を抑える効果があると分析。
公式発表によると、英国内で就労しているポーランド人は23万人とされているが、BBC独自の調査によると、その数よりさらに11万5,000人多いという。
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