|
英国では、都市部の公営住宅に住みながら、スポーツ・メーカーなどの一流ブランド品を身につけることを好む独特のファッション性のある、中流階級出身ではない若者を「チャヴ(chav)」と呼ぶが、これらの若者の間で、衣料品をわざと今店から万引きしてきたかのようにみせるため、値札やメーカーのタグなどをつけたまま着用するのが流行しており、小売側ではこのようなファッションの傾向に眉をひそめていることが伝えられた。
値札をつけたままにするのは、自慢の野球帽やスニーカー、トレーナーなどがどのメーカーのもので、しかもどれだけ高価なものであるかをみせびらかすためという。
ケントにあるショッピング・センター「ブルーウォーター」で、メーカーのラベルがついたままのスポーツ用品を身につけたあるティーンエイジャーは、このようなファッションが若者の間で人気となりつつあると指摘。値札がついたままの服などはまるで今万引きしてきたばかりのようで、「新鮮」なストリート・ファッションにみえるとしているほか、中には洗たく時に母親に見つからないよう、ラベルを取り外しする者さえいるという。
しかしながら、英国小売協会では、このような若者ファッションの傾向は万引きなどの犯罪を「かっこいいもの」とイメージ付けると非難。また、小売側にとっても様々な問題を引き起こす元になり、値札やラベルをつけたままの服で店内を歩き回る者は店の警備員から呼び止められることも多く、それだけ周囲の誤解を受ける確率も高くなると警告している。
© 1999- 2006JAPAN JOURNALS
LTD. All rights reserved
*本ホームページ中の記事を無断で複写複製(コピー、ペースト)することを厳禁します。
|