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代表的な英国の朝食メニューのひとつであるポリッジの原料として知られるオート・ブラン(オート麦のふすま※)は、コレステロールを下げる効果があるとされているが、これを練り込んで焼いた健康食パンが、大手スーパーチェーン「テスコ」の一部店舗でお目見えし話題を呼んでいることが伝えられた。
英国人はコレステロール値低下を効能として謳う食品に年間1億6,700万ポンド(約334億円)を費やしているとされるが、「テスコ」ではこの健康食パンを、他の自社製パンの3倍である1斤88ペンス(約176円)で販売。ビタミンやミネラル、オメガ3などが多く含まれている健康食品ブームにのって、この食パンも人気となるとみており、売上げ状況次第では、今年秋までに全国1,250店舗での本格的な販売に踏み切るほか、今回の白パンに続いて、ブラウンやマルチ・グレイン(多種穀物)の低コレステロール・パンの販売も予定しているという。
このパンの原料のひとつであるオーツ麦の外皮には、ベータ・グルカンと呼ばれる水溶性食物繊維が含まれており、これが体内でコレステロールの分解を促進させるとされ、このパンでは、ライス3枚分に1日の推奨摂取量の25%にあたる0.75グラムのベータ・グルカンが含まれているという。
ちなみに、穀物の外皮はすでに通常のブラウンやホールミール(全穀)のパンにも含まれているが、その含有量は今回発売された健康パンよりはるかに少ないとされる。
英国の栄養士団体でも、コレステロール値の異常は、いわゆる悪玉コレステロールと善玉コレステロールのアンバランスによって生じるとし、オート・ブランが多く含まれる食品は適量を摂取する限り、悪玉コレステロールを減らす効果があるとしている。
※ふすま:麦を粉にひいたあとに残る皮のこと
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