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喫煙が肌の加齢を促進することはすでによく知られていることだが、シワが多い喫煙者は5倍もの確率で肺疾患を発症する可能性が高いことが調査の結果明らかになり、シワによって肺疾患の早期発見と治療が可能になると期待されていることが伝えられた。
呼吸器系の医学専門誌「Thorax」によると、研究者らがCOPD(慢性閉塞性肺疾患)患者68人を含む、中年の喫煙者149人を対象に、顔のシワとCOPD発症の関連性を調査。その結果、全体のうち124人は顔のシワがまったくないか、またはごく少ない一方、25人はシワが顔全体に広がっていたとされ、それぞれの年齢や喫煙年数などを考慮に入れたとしても、顔のシワとCOPDの発症率の関連性は明らかだったという。
ちなみに顔のシワとCOPDの関連性が指摘されたのは今回が初めてとされる。
COPD(chronic obstructive pulmonary disease)は喫煙などによって気道に障害が起こり、呼吸困難に陥る一連の肺疾患の総称。この病気は長期に渡ってゆっくりと進行するため、急激な痛みや呼吸ができないなどの異常に気づいた時には手遅れになる可能性が高いとされる。英国内のCOPD患者は100万人以上とみられており、その多くが喫煙者、または喫煙をしていた者という。
呼吸器系の疾患研究団体「British Thoracic Society」では、COPDの治療には症状の早期発見が必須とし、今回の調査結果が喫煙者や医療関係者にとって、COPD発見の手がかりになることを期待する旨のコメントを発表している。
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