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7/26 「乗客」は女王!――ロイヤル・クルーズが立ち寄った小島で、地元住民がお抱え運転手に

エリザベス女王が80歳の誕生日を記念し、家族水入らずで楽しんでいるクルーズがヘブリディーズ諸島の小さな島に到着。しかし、この島にはタクシーがなかったため、地元で店を経営する男性が急きょ、ロイヤル・ファミリーの1日お抱え運転手として活躍した様子を英国の大衆紙「デイリー・メール」が伝えた。

3年前にランカシャーから、スコットランド北西沖のヘブリディーズ諸島のひとつで、人口わずか100人というギーア島に移住し、そこの村で雑貨店を経営しているラッセル・タウンさん(42)=写真上=は、ある朝いつものように新聞を店頭に並べ、客の応対をしていたところ、突然アン王女が店に姿を現したという。

アン王女は村にタクシーがないかどうか尋ね、「ない」と答えたタウンさんに、自家用車で女王一行を送迎してもらえないかと、思わぬ依頼をしたとされる。

これを快く引き受けたタウンさんは、その20分後、自家用車であるプジョーの大型ヴァンで、クルーズ船が停泊しているアイリーン・ガーブ・ビーチまで行き、女王=同下=とアン王女、そして女王つきの侍女を車に乗せ、約4.8キロ離れたところにある地元の庭園まで連れて行ったという。

道中は女王にリラックスしてもらおうと、なるべく静かにしていたタウンさんだったが、車に乗って軽快におしゃべりを始めたのはむしろ女王の方で、タウンさんに家族や島の様子について次々と質問。また、タウンさんが途中でみかけた愛娘を指差すと、女王はその少女に向かって手を振ったりするなど、終始くつろいだ様子だったという。

庭園で90分ほど過ごした女王は、帰りもタウンさんに運転を頼んだとされるが、タウンさんはこのような栄誉を独り占めせず、B&Bを経営する友人に女王の運転手役を譲り、自分は後から警護の者たちを乗せてついていったとされる。

女王のクルーズ船が島に停泊することは、住民すべてが承知していたことだったが、タウンさんは、まさか自分がこのような形で女王の運転手を務めることになるとは夢にも思わなかったとされ、女王の人柄の良さを絶賛しているという。

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