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普段は内気で穏やかな性格の80歳女性が、ナイフを持って自宅に侵入した強盗を、さらに大きなナイフで威嚇。「自分がやったこととは思われない」この反撃に、強盗は逃亡、未遂に終わったこの強盗事件に関連し、男性2名がリバプール刑事裁判所から有罪宣告を受け、21日に服役したことが報じられた。
昨年9月のある深夜、リパプールに住むウィニフレッド・ウィーランさん(80)宅に2人組の強盗が侵入。ウィーランさんが目を覚ますとフードをかぶった強盗が立っており、約25センチほどのナイフをかざし、金銭を要求したという。
強盗らはさらにウィーランさんの夫ジョンさん(82)と、息子のヴィンセントさん(53)をも脅したが、ウィーランさんは恐れおののきながらも何とか台所まで下りていって、カービング用の長さ約35.6センチにもなる大型ナイフを手にし、それを強盗の腹部に向けて「これが本当のナイフよ!」と威嚇。一見か弱い老女の思わぬ反撃に、強盗らはすっかり肝を潰してしまったという。
ウィーランさんは、ヴィンセントさんから金のブレスレットを盗ろうとする強盗の行為に「キレた」とされるが、気が動転した母親が犯人を刺すか、もしくは犯人から反撃されて母親が傷つくかのどちらかを懸念したヴィンセントさんが、ウィーランさんからナイフを取り上げて、大事には至らなかったとされる。
ウィーランさんの行動は、映画「クロコダイル・ダンディー」の中で、主人公が強盗から金銭を要求された際、相手の小さなナイフを馬鹿にするように狩猟用ナイフを突きつけ、「それはナイフじゃない。これこそ、ナイフだ」と威嚇し、強盗を追い払うシーンを彷彿とさせるもの。
ウィーランさんはこの映画を見たことがあったものの、その瞬間はそれを真似ようなどと思ったわけではなく、とにかく必死だったとコメント。自分でも自分のしたことに驚いたとともに、夫のジョンさんも、この事件の後、自動車事故で他界してしまったという息子のヴィンセントさんもウィーランさんの変身ぶりに驚愕。勇敢きわまりない行動をとったウィーランさんだが、いまだに悪夢を見るという。
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